2015年2月3日火曜日
ここ数日思うこと。
先月起きたフランスでの事件以降、セキュリティーに関するニュースはイギリスでも紙面をにぎわせている。イギリス国営放送BBCによると、イギリスのテロへの脅威をあらわす尺度は未だに”SEVERE”で、それは攻撃される可能性が高い( highly likely)ことを意味する。ロンドンの主要交通機関が標的になるということ、その他のリスクについて、監視レベルをどこまで強化するのかということが様々なメディアで取り上げられているわけだが、今回の安倍首相の発言によって、日本も似たような立ち位置に立ってしまったのだと思うと、とても残念で悲しく、悔しい。
ロンドンは2005年の爆破事件から既に約10年程経っているわけで(その後、暴動事件を経験しているわけだが)、市内が殺伐とした雰囲気だとか、何かに怯えながら生きているという感じを受けるわけではない。しかし、日々、何らかの形で自分に向けられた「脅威」に触れる機会があるとしたら、それは好ましいことではない。その脅威を緩和するためにイスラム教のモスクを解放して、お茶会を開いてみたり色々なところで市民の努力が見られる。日本では、弱者を切り捨てるのが大好きな安倍政権の元でどれだけ生まなくても良い、憎悪や差別が生まれていくのか。
主要交通機関が攻撃目標の一つになっているという記事を地下鉄に乗った時に読んだ居心地の悪さを東京や横浜や大阪の人が今後、感じていくのかもしれない。その中に自分の家族や子どもや友人がいると思うと、より一層、胸がもやもやとする。
ネットで自己責任だ、いやそれは違うんだなんやかんやと平和ボケした議論をしている前に、自分たちがまず犠牲者になりうる立ち位置にたったということをもっと真剣に考えた方が良い。誰かが死んでからでは本当に遅い。
今回の後藤さん、湯川さんが殺害されたことは本当に悲しく思う。
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